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昔使った金歯は売れるのか?価値が決まる基準と高く売るコツを解説!
昔に使っていた金歯をどうすればいいのか、処分に迷う人は意外と多いものです。
見た目は小さな金属片に見えても、実は中に金が含まれている場合が多く、貴金属として十分な価値を持っていることがあります。
ただし、ネックレスや指輪などの一般的な金製品とは異なり、金歯の買取には特有の注意点や手続き上のポイントが存在します。
この記事では、「金歯は本当に売れるのか」という疑問から、「どのようにすれば高く売れるのか」までを分かりやすく解説します。
目次
金歯は本当に売れるのか
金歯は貴金属としての価値がある
金歯は歯科治療の際に使用される「歯科用合金」と呼ばれる金属で作られています。
この合金には一般的に金が含まれており、特に古いものほど金の割合が高い傾向にあります。
そのため、使用していない金歯でも、金の純度や重量に応じて現金化が可能です。
見た目がくすんでいたり、歯の一部が付着していたりしても、買取店では金属部分のみを精密に分析し、金の含有量に応じた価格を提示してくれる場合が多いです。
見た目に関係なく価値を評価してもらえる点が、金歯買取の特徴といえます。
歯科用金属の種類によって価値が異なる
金歯には「K18(18金)」や「K14(14金)」など複数の種類があり、使用されている金属の種類や割合によって査定額が大きく変わります。
K18のように金の含有率が高いものほど価値が高く、買取額も上がります。
一方、金銀パラジウム合金のように金以外の金属が多く含まれているものは、買取額が低くなる傾向があります。
見た目では金の含有率を判断することは難しいため、信頼できる専門業者による成分分析が欠かせません。
金歯の買取価格が決まる仕組み
金の含有率(K18・K14など)が査定額を左右する
金歯の買取価格を決定する上で、最も重要な要素となるのが「金の純度(含有率)」と「重量」です。
歯科治療で使われる金属には複数の種類があり、K18(18金)は金の含有率が約75%、K14(14金)は約58%と、その割合によって価値が大きく変わります。
一般的に、純度が高いほど希少性が高く、少量でも高額買取につながります。
見た目では違いがわかりにくいため、専門店では「蛍光X線分析装置」などを使って正確な金の含有率を測定します。
家庭用の簡易判定では誤差が生じることがあるため、正確な分析検査を受けることが、損をしないための大切なステップです。
重さと純度で価格が変わる理由
金の買取は基本的に「1グラムあたりの単価 × 重量」で計算されるため、同じ純度であっても重いほど査定額は高くなります。
金歯と一口に言っても、部分的な詰め物、ブリッジ、差し歯など形状や使用量が異なるため、重量には個体差があります。
たとえば小さな詰め物なら数百円から数千円、大きめのクラウン(被せ物)なら数万円になるケースもあります。
また、金の相場は国際市場で取引されており、為替や需要の変化によって1gあたりの価格が毎日上下します。
そのため、金相場が上昇しているタイミングを狙って売却することで、より高い金額で取引できる可能性が高まります。
相場は大手買取業者や地金商のサイトで簡単に確認できるため、売る前に必ずチェックしておくと良いでしょう。
歯の部分は買取対象外になることが多い
金歯の中には、金属部分以外に天然の歯や樹脂、セラミックが一体化して残っている場合があります。
これらの部分は金属としての価値がないため、通常は買取の対象外となります。
業者によっては、査定時に歯の部分を取り除いた上で金属のみを正確に計量し、金の純度と重量を基に価格を算出します。
そのため、事前に歯の部分をできる範囲で取り除いておくと、査定がスムーズに進み、より正確な見積もりを出してもらいやすくなります。
ただし、無理に削り取ると金属部分を損傷させるおそれがあるため、不安な場合はそのまま業者に相談するのが安全です。
専門業者では衛生的に処理しながら分離を行ってくれるため、安心して依頼できます。
金歯を売る前に知っておくべき注意点
歯科医院で取り外したままでは査定できない場合がある
歯科医院で外した直後の金歯には、歯やレジン(樹脂)、セラミック片などが付着していることが多く、そのままでは正確な金属量を測定できません。
衛生面でも不安があるため、査定前には軽く洗浄しておくことが望ましいです。
歯や汚れを完全に落とす必要はありませんが、流水で軽くすすぎ、柔らかい布などで水分を拭き取っておくと良いでしょう。
その後、清潔なチャック付き袋や小さなケースに入れて保管します。
一部の業者では、衛生上の理由から付着物が多い金歯の持ち込みを断る場合や、追加で洗浄費用が発生する場合もあります。
清掃の有無が査定スピードや金額に影響することもあるため、持ち込む前に業者の取扱条件を確認しておくと安心です。
信頼できる買取店を選ぶ基準
金歯のような歯科用金属は、見た目だけでは正確な金の純度を判断できないため、専門的な知識と分析機器を備えた買取業者を選ぶことが非常に重要です。
特に「歯科金属専門」「歯科用合金対応」などの表記がある店舗は、X線分析装置(XRF)などを使って正確に含有金属を判定できるため、適正価格で取引が行われやすい傾向にあります。
公式サイトや店舗案内ページで「歯科金属の買取実績」「分析装置によるその場査定」などの情報が明記されているかを確認しましょう。
口コミやレビューを確認すれば、信頼性の高い業者を見極めやすくなります。
事前に金相場を確認しておく
金の市場価格は、世界的な経済動向や為替レート、需要と供給のバランスによって日々変動しています。
そのため、同じ金歯でも売却するタイミングによって買取額が大きく変わることがあります。
取引の前に、買取店の公式サイトや国内大手地金商の相場ページで当日の金価格をチェックしておくと、提示された査定額が適正かどうかを判断しやすくなります。
特に、金相場が上昇している時期は売り時のチャンスです。
市場動向を把握し、タイミングを見極めることが、金歯を少しでも高く売るためのポイントです。
金歯を少しでも高く売るためのコツ
宅配買取や出張買取を活用する
近くに店舗がない場合や持ち込みが難しい場合は、宅配買取や出張買取サービスを活用すると便利です。
専用の宅配キットを使って金歯を送るだけで査定が受けられ、査定料・送料・返送料が無料の業者もあります。
自宅で完結するため、忙しい人や外出が難しい人にもおすすめです。
当社の宅配買取は専用の箱を無料で用意しているため、箱が届いたらすぐに査定に出すことができます。
また、金だけでなくおもちゃや家電など様々な物を取り扱ってます。
お家の断捨離として買取を活用するのもいかがでしょうか。
身分証や証明書を用意してスムーズに取引する
金の買取は「古物営業法」に基づき、本人確認が義務づけられています。
運転免許証、マイナンバーカード、保険証などの身分証を用意しておくと、査定から買取までスムーズに進みます。
また、歯科医院で発行された素材証明書や領収書があれば、より正確な査定を受けられることがあります。
まとめ
金歯は見た目や状態にかかわらず、金が一定量含まれていれば立派な貴金属資産として買取が可能です。
たとえ汚れていたり歯の一部が残っていたりしても、金属部分の純度と重量をもとに査定が行われるため、意外な価値を持つことがあります。
査定額を左右する主な要素は「金の純度(K18・K14など)」「重量」「その日の金相場」の3点であり、これらを正確に把握することが高価買取の第一歩です。
特に金相場は日々変動するため、売却のタイミングを見極めることが大切です。
買取王子では、指輪やネックレスといった一般的な貴金属はもちろん、金歯(歯科用金属)も専門的な知識をもって適正に査定いたしますので、安心してお任せください。
金歯は純度によって価値が大きく異なりますが、当社の宅配買取サービスなら、お忙しい方でも自宅から簡単に査定に出すことができます。
送料・査定料・返送料はすべて無料。
わざわざ店舗に持ち込む手間もなく、無料でご用意する宅配キットに金歯とご自宅の不用品を詰めて送るだけです。
買取王子の最大の強みは、金・貴金属だけでなく、ブランド品、時計、家電、本、おもちゃなど、60種類以上の幅広いジャンルの商品をまとめて買取できる点です。
金歯と一緒に、昔のブランドバッグや使わなくなったゲーム機などもまとめて査定に出し、一気にお部屋をスッキリさせませんか。
「何でも買い取ります」の買取王子を利用して、金歯の思わぬ価値を発見し、賢くおトクにご自宅の断捨離を進めましょう。