おすすめコラム
自作PCを売る!高額査定を引き出すコツを紹介!
長年連れ添った自作PCを手放す際、その真の価値を正確に把握し、最も納得のいく形で売却したいと考えるのは自然なことです。
しかし、多様なパーツで構成された自作PCの買取価格がどのように決まるのか、また、ご自身のPCのスペックをどのように確認すれば良いのか、その全容を把握することは容易ではありません。
ここでは、お手持ちの自作PCがいくらで売れるのかを即座に知るための具体的なステップから、高額査定を引き出すための重要なポイントまで、一連の流れを詳細に解説し、あなたの自作PC売却を力強くサポートします。
目次
自作PCの買取価格を知る
買取価格が決まる主要な要素
自作PCの買取価格は、その構成パーツの性能、発売時期、市場での需要と供給、そして本体の状態によって総合的に決定されます。
特に、CPUの種類と世代、グラフィックボードのモデルと性能、メモリの容量と規格、ストレージの種類(SSDかHDDか)と容量が主要な決定要因となり、これらのパーツが新しければ新しいほど、また高性能であればあるほど、高額な査定が期待できる傾向にあります。
さらに、各パーツの動作状態や外観の傷、ホコリの蓄積なども査定に影響を与えるため、総合的なコンディションが重要視されます。
概算査定額を知るためのオンラインツール
多くの買取専門店では、Webサイト上で自作PCの概算査定額を算出できるオンラインツールを提供しています。
このツールでは、主要な構成パーツ(CPU、グラフィックボード、メモリ、ストレージなど)の情報を入力することで、ある程度の買取価格の目安を瞬時に把握することが可能です。
これにより、実際に店舗へ持ち込んだり、宅配キットを申し込んだりする前に、おおよその売却価格を予測し、売却の判断材料とすることができます。
最新パーツと旧型パーツでの価格差
PCパーツは技術革新が著しいため、発売から時間が経過した旧型パーツと最新パーツでは、性能だけでなく買取価格にも大きな差が生じます。
一般的に、発売から1~2年程度の比較的新しい世代のCPUやグラフィックボードを搭載しているPCは高額査定になりやすく、特にゲームやクリエイティブ作業に特化した高性能パーツは、中古市場でも高い需要があるため、その価値が維持されやすい傾向にあります。
一方で、数世代前のパーツを搭載したPCは、最新モデルと比較して性能が見劣りするため、買取価格は相対的に低くなることを理解しておく必要があります。
自作PCのスペックを確認するには?
OSのバージョンを正確に把握する方法
OSのバージョンを確認するには、Windowsの「設定」アプリを開くのが最も手軽な方法です。
「スタート」ボタンを右クリックし、「システム」を選択するか、「Win+I」で設定を開き、「システム」メニューの「バージョン情報」をクリックします。
ここに、エディション(Pro/Homeなど)、バージョン番号、OSビルドなど、OSに関する詳細な情報が表示されるため、査定時に求められる情報を正確に把握することができます。
CPUの種類と世代を特定する方法
CPUの種類と世代は、Windowsの「タスクマネージャー」から簡単に確認できます。
「Ctrl+Shift+Esc」を押してタスクマネージャーを開き、「パフォーマンス」タブを選択し、「CPU」をクリックしてください。
画面上部にCPUのモデル名と動作周波数が表示され、例えば「IntelCorei7-11700K」といった具体的な情報から、CPUの種類と第11世代という世代を特定することが可能です。
より詳細な情報を知りたい場合は、「Win+R」で「msinfo32」と入力してシステム情報を開くと、「プロセッサ」の項目に詳細なモデル名が記載されています。
グラフィックボードのモデルを調べる方法
グラフィックボードのモデルを確認する最も確実な方法は、「デバイスマネージャー」を利用することです。
「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択し、「ディスプレイアダプター」の項目を展開してください。
ここに「NVIDIAGeForceRTX3070」や「AMDRadeonRX6700XT」といった形で、搭載されているグラフィックボードの正確なモデル名が表示されます。
また、グラフィックボードメーカーが提供している専用のコントロールパネル(NVIDIAControlPanelやAMDRadeonSoftware)からも確認できます。
メモリの容量と規格を確認する方法
メモリの容量は、CPUと同様に「タスクマネージャー」の「パフォーマンス」タブから確認できます。
「メモリ」をクリックすると、総容量(例:16GB)と使用状況が表示されます。
さらに詳しい規格(DDR4、DDR5など)や動作周波数を知りたい場合は、「Win+R」で「msinfo32」と入力してシステム情報を開くと、「インストールされている物理メモリ」「合計物理メモリ」の項目で容量を確認でき、マザーボードの仕様を確認することで搭載可能な規格を特定できます。
より詳細な規格やメーカーまで把握するには、PCケースを開けてメモリ本体のラベルを確認するか、CPU-Zのような専用のシステム情報ツールを使用するのが確実です。
今すぐ買取価格を知るための手順は?
オンライン査定フォームへの入力項目
多くの買取業者のオンライン査定フォームでは、自作PCの主要な構成パーツに関する情報の入力が求められます。
具体的には、前述したOSのバージョン、CPUの種類と世代、グラフィックボードのモデル、メモリの容量、ストレージの種類(SSD/HDD)と容量、搭載している電源ユニットのワット数、マザーボードのモデル名などが一般的です。
これらの基本情報に加えて、PCケースのモデル名、光学ドライブの有無、ネットワークカードやサウンドカードなどの追加拡張パーツの有無、そして外観の状態(傷、汚れの有無)や動作状況に関する項目も入力する必要があります。
必要な情報をスムーズに入力するコツ
スムーズにオンライン査定フォームへ入力するためには、事前に必要な情報をすべて確認し、メモしておくことを強くお勧めします。
特に、PCのスペック情報は正確なモデル名や容量が求められるため、事前にWindowsのシステム情報やタスクマネージャー、デバイスマネージャーなどで確認し、控えておくことが重要です。
また、PCの外観状態についても、事前に写真を撮っておくことで、フォーム入力時に迷うことなく、正確な情報を提供できるようになります。
これにより、入力漏れや誤入力を防ぎ、より迅速かつ正確な概算査定額を得ることが可能になります。
査定結果の受け取り方法
オンライン査定フォームへの入力が完了すると、通常は数時間から数営業日以内に、入力したメールアドレス宛に概算の査定結果が届きます。
査定結果には、買取上限額や、実際の買取価格が変動する可能性のある要因などが記載されていることが多いです。
この概算査定額に納得できれば、次のステップとして、実際にPCを発送して最終査定を受けるか、店舗に持ち込むなどの手続きに進むことになります。
査定結果メールに記載された注意事項や、最終査定に至るまでの手順をよく確認し、疑問点があれば事前に問い合わせておくことが安心です。
自作PCを高く売るためのポイントは?
買取前に準備すべきこと
自作PCを少しでも高く売るためには、買取前の準備が非常に重要です。
まず、PC内部のホコリをエアダスターなどで徹底的に除去し、外観も丁寧に清掃して、できる限り綺麗な状態にしておくことが肝心です。
次に、個人情報保護のため、ストレージ内のデータは完全に消去する必要があります。
これはWindowsの初期化機能を利用するか、専用のデータ消去ソフトを使用することで行えます。
また、PCケースのネジの緩みがないか、ケーブル類がしっかりと接続されているかなど、簡単な動作確認も済ませておくと良いでしょう。
付属品の有無が査定に与える影響
自作PCの買取において、付属品の有無は査定額に大きく影響します。
マザーボードやグラフィックボード、CPUなどの主要パーツを購入した際の元箱、取扱説明書、ドライバCD/DVD、各種ケーブル類(SATAケーブル、電源ケーブルなど)、そして余ったネジや工具などは、可能な限り揃えておくべきです。
これらの付属品が完備されていると、新品購入時と近い状態と見なされ、買取価格がアップする可能性が高まります。
特に、元箱は輸送時の保護にも役立つため、大切に保管しておくことが望ましいです。
まとめ
自作PCの売却を検討する際、その買取価格を正確に把握し、最適な方法で手放すためには、まず自身のPCスペックを正確に把握することが不可欠です。
OS、CPU、グラフィックボード、メモリといった主要パーツの確認方法を理解し、その情報を基にオンライン査定ツールを活用することで、概算の買取価格を迅速に知ることができます。
さらに、高額査定を引き出すためには、買取前の徹底した清掃とデータ消去、そして元箱や取扱説明書などの付属品をできる限り揃えておくことが重要です。
これらのステップを踏むことで、あなたの自作PCを最も価値のある形で売却し、次のPCライフへのスムーズな移行を実現できるでしょう。
今回ご紹介したように、自作PCのスペック確認や買取前の準備は、納得のいく価格で売却するためにとても大切です。
しかし、いざ売るとなると、どこに依頼すれば良いか迷うこともあるでしょう。
そんな時は、買取王子の便利な宅配買取サービスがおすすめです。
ご自宅にあるダンボールに、PC本体だけでなく、不要になったモニターやキーボード、マウスなどの周辺機器、さらにはグラフィックボード単体などのPCパーツも一緒に入れて送るだけ。
面倒な店舗への持ち込みは一切不要で、ご自宅で全て完結します。
送料や査定料はもちろん、万が一査定額にご納得いただけなかった場合の返送料も無料ですので、安心してご利用いただけます。
今回述べたようなゲーミングPC本体だけでなく、PCパーツや周辺機器も幅広く買取しており、多少のキズや汚れ、起動しないといった状態でも査定可能です。
さらに、ゲームソフトや本、DVD、使わなくなった家電など、他のご不用品も60種類以上買取可能ですので、この機会にまとめて送って、お部屋もスッキリさせませんか?
大切な自作PCの売却は、ぜひ買取王子におまかせください。